海外の旅行先としても人気が高いタイ。
2023年11月末から妻、息子2人(5歳と4歳)を連れて5泊6日でタイ旅行へ行ってきました。
海外旅行初心者にとって子どもを連れて行くのはより億劫で不安になりませんか。
我が家でタイ旅行を提案したのは妻。
妻の提案を受けた時は正直言って、
子どもを連れて海外旅行なんて不安だなぁ。。。
と思っていました。
ところがいざ重い腰を上げて行ってみると不安は1日半で吹っ飛び、
今では「行ってよかった!また、みんなで海外旅行へ行きたい!」とさえ思います。
妻にはタイ旅行を提案してくれたことを非常に感謝していますし、
実際に感謝の言葉をむちゃくちゃ伝えました。
タイ旅行を提案してくれてありがとう!!
この記事にたどり着いた方もタイ旅行を考えているけど当時の私のように
不安でどこか腰が重くなっているのではないでしょうか?
- 子連れでタイ旅行を楽しむ方法
- タイ旅行に向けた下準備(必需品)
- 子連れタイ旅行のメリットとデメリット
子連れでタイ旅行を楽しむ方法
観光名所の訪問はほどほどに
タイ旅行と言えば、バンコクにある三大寺院や水上マーケット、ナイトマーケットなどが検索結果に上がります。
- ワット・プラ・ケオ(エメラルド寺院)
- ワット・ポー(ねはん像)
- ワット・アルン(暁の寺)
しかし、子連れの場合はあちこちの観光名所をたくさん回ることは計画しないことがおすすめです。
その理由は子ども達が移動ばかりで疲弊してしまうからです!
私は妻が行きたいと聞いていた「エラワン寺院」へ行ってきました。
ところが、親は海外旅行初心者なのに加えて、移動手段は電車やバス、タクシーを利用。
チケットの購入からオロオロ。
そんな状態で移動しているとタイの暑さに子ども達も
「暑い~、あとどれくらい?」
「喉乾いた~」
なんて始まり、親子共々お互いのストレスになりかねないです。
子供でも楽しめるホテルを選ぶ
タイのホテルは国内よりも安く、施設も充実しているホテルがたくさんあります。
施設が充実しているホテルを利用して、ホテルでの滞在時間もある程度確保したいですね。
- プール
- フィットネスセンター
- サウナ
- スパ
ホテル内施設を利用することでホテルの滞在時間を有意義にしましょう!
おすすめはプール!
私は子ども2人を連れてプールで遊びました!
おすすめしたい理由は以下のとおり。
- 非日常を楽しめる
- 子ども達がとにかく喜ぶ
- 親も楽しめる
私が実際に泊まったホテル(Grande Centre Point Hotel Ratchadamri)にあったプールがこちら!
どうですか?国内のホテルでこの雰囲気を味わおうとすると大人2名で1泊すると3万円はします。
ところが、タイでは家族で2泊して37,649円でした!
しかも、タイは熱帯気候の地域。年間平均は30℃弱。
年間を通してサマーアクティビティが楽しめます!
\ クリック /
ホテルによっては浮き輪等の貸し出しがないので、持ってくるのもあり!
我が家は現地で浮き輪を調達しました(汗)
旅程(時間)には余裕を持とう!
子ども2人を連れてタイ旅行に行ってみて感じたこと。それは、、、
せっかくの海外旅行。「あそこに行きたい!ここにも行きたい!」と思うところ。
しかし、海外旅行初心者の親が子どもを連れたうえで旅程を詰めるとどうなるか?
- 子どもが歩くことに疲れる
- 親も疲れる
- 良い思い出にならず、海外旅行が嫌になる
国内外に限ったことではありませんが、旅行となると歩く機会が多くなりがち。
そうなると、、、
疲れた~。もう歩けない。抱っこ。
子どもたちの駄々っ子が始まります。
加えて、親にとっては慣れない海外旅行。
目的地までの行き方や公共交通機関を調べたりと、色んな不安があるはず。
そんな時に子どもたちのブーイングが重なると疲れちゃいますよね。
私は疲れた時は「Grab(グラブ)」というタクシー配車アプリを使ってしのぎました。
海外版のGoアプリと思ってもらえればいいです。
肉体的にも精神的にも疲れると海外旅行自体が良い思い出ではなくなります。
そうならないためにも、「いっぱい行きたいところがある!」という気持ちは抑えて、
旅程には余裕をもっておきましょう。
時間に余裕できたなと思えば、その時に目的地を増やせばいいだけ。
帰国の際に「スワナンプーム国際空港」をご利用する予定の方は注意してくださいね!
子連れでタイ旅行を楽しむための事前準備
何事にも事前準備が必要。
ましてや、慣れない海外旅行となると準備は万全にしておきたいと思いますよね。
私もそのつもりでしたが、、、
準備を始めたのは出発の約1週間前。
当時はきりんママ(嫁)と焦っていましたが、意外と大丈夫でした!
ここからは私の経験を踏まえて、「準備していて良かった!」、「あれも準備しておくべきだった。」というものを紹介します。
ネット環境整備
海外旅行が初心者の方にとっては必須ともいえるネット環境。
ネット環境が無ければ、当然検索エンジンも使用できなければ、地図アプリも使えない。
想像しただけでゾッとします。
そんなときに重宝するのが、プリペイドシム!
利用期間や容量は商品によりますが、私が利用したのは利用期間7日間でデータ容量使い放題のWise SIM。
利用にあたっては注意事項が少しあります。
- 必ず現地に到着してからSIMを入れ替える
- 日常使いのSIMを無くさないように注意!
- Andoroid端末はAPN設定が必要
迷子対策
行先は初めての土地かつ、うまく言葉も伝わらない国。
そんな場所で子供とはぐれたらと想像するとどんな親でも不安になりますよね。
その対策として私が用意したのはApple製のAir Tag(通称:エアタグ)。
Air Tagはバッチ型の端末でキーホルダーのように鍵等にぶら下げておけば、iPhoneの純正アプリ「探す」でその位置がマップ上で分かるものです。
盗難防止用のタグということですね!
私はエアタグに専用のストラップと百均で購入した首掛けのストラップを組み合わせて
子供たちのシャツの中に忍ばせていました!
- 外にぶら下げていてどこかに引っ掛けないように(安全性)
- そもそも、エアタグをスられないように
エアタグをApple公式サイトで購入しようとすると、4個売りか1個売りのどちらか。
もちろ1個売りは割高になっています。
「4個も要らない」、あるいは「子供の人数分だけ欲しい」という方もいるはず。
そんな方にとっても楽天市場では
数が多いほど、1個あたりの値段は安く設定されています!
道路事情対策
タイでもバンコク市内などの首都圏では、比較的インフラ整備が進んでいますが、少し郊外に出ると道路整備が完璧とは言えません。
どういうことかというと、、、
- 信号の数が少ない。
- 横断歩道の明示がされていない箇所がある。
- 歩道がガタガタな箇所が多い。
信号や横断歩道の整備が進んでいないことは正直仕方ありません。
「道路は気を付けて渡りましょう!」としかお伝え出来ません。(すいません。)
ただ、そういう事情を知っているか知っていないかで心の準備はできると思いますので、「そういうもんなんだ」と思って頭の片隅に置いておいてください。
歩道がガタガタなところをスーツケースをがらがら引っ張るのはなかなか大変です。
私は今回のタイ旅行でスーツケースを一つダメにしてしまいました。
壊れたのはキャスター部分。スーツケースの故障原因の7割以上がキャスター部分と言われています。
キャスターの種類はキャスターの数やホイールの数や大きさで分類されます。
キャスターによって変わるのは耐久性と操作性。
自分にあったものを選びたいですね。
タイのように石畳やブロックが補修されていないような歩道が多い国では4輪タイプのマルチキャスターがおすすめですよ。
トイレ事情
首都バンコクなどを観光するときは問題ないのですが、一度郊外に出るとトイレがなかなか見つからない印象でした。
トイレがなかなか見つからず焦った経験ないですか?
私たちの一家は普段、車移動が多いのですが渋滞やトイレが近くに無いときに子供たちの「トイレ!」宣言が出ることもしばしば。
携帯トイレに何度も危機を救われてます!
そんな携帯トイレを「旅行先で持っていると便利だな~」と感じました。
私が携帯トイレに求めていることは3つ!
- 凝固剤入り(匂わせない!)
- ファスナー付き(漏らさない!)
- 注ぎ口が広くて持ちやすい(使いやすい!)
あ、私がおすすめしている商品は大きいほうには対応していませんのでご注意を。。。。
大きいほうは出発前に済ませておきましょう!
子連れタイ旅行のデメリット
海外旅行に対するメリットやデメリットの感じ方は人それぞれではないでしょうか。
まずはデメリットから~
デメリット①|日本とは異なる環境に適応する必要がある
『郷に入っては郷に従え』ということわざがありますね。
どこの国を訪れた場合でも同じですが、海外旅行においても訪問先国の習慣に従う必要があります。
これがデメリットひとつ目。
タイは排水処理設備が日本のように発達しておらず、基本的にトイレットペーパーは便器に流せません!
使ったトイレットペーパーはどうするのかというと、脇にあるごみ箱へ捨てます。
さらにウォッシュレット機能がないトイレが多く、変わりにシャワーのようなものが備え付けられてます。
ではタイのトイレ習慣はどんなの?と思うでしょう?
タイのトイレではごみ箱でトイレットペーパーが臭わないように、備え付けのシャワーでお尻を洗ってから拭いて捨てます。
この習慣でどういったことが起きるのかというと、、、
シャワーの水で個室内が水浸しであったり、トイレットペーパーの匂いがしていたり。
国が違えば発達の程度も違えば、文化も違う。
こういうことを感じ取れるのが海外旅行の醍醐味ですよね。
デメリット②|観光名所にあまり行けない
デメリットふたつ目は『観光名所にあまりいけない』ということです。
我が家は男二人兄弟なのもあって、活発に遊ぶことが大好き!
逆にぶらぶら歩くのは苦手。
ウインドウショッピングなどで『早く帰ろ~』、『疲れた~』と言われた経験あるご家族の方いるのではないでしょうか。
まさにあれが観光名所を訪れているときに起こります。
デメリット③|タイ料理は辛いものが多い
タイ料理といえばカレー、トムヤムクン、ヤム(サラダ)、パッタイ(タイ風やきそば)などがあります。
唐辛子などの香辛料やパクチーなどによる香りづけをされている料理が多い印象でした。
子供たちでも食べられたタイ料理ももちろんありましたよ!
- カオマンガイ(蒸し鶏と鶏ガラの出汁で炊いたご飯)
- パッタイ(タイ風やきそば)
- パッシーユ(太麺のやきそば)
- 野菜炒め
タイでお米といえばジャスミンライスです。
粒が細長く、甘みがあるお米でエスニック料理で主に使用される種類だそう。
子連れタイ旅行のメリット
メリット①|子供の成長を感じ取ることができる
タイ旅行へ行く前の子供たちはそもそも国内と海外の概念さえありません。
その子供たちが飛行機に長時間乗り、日本とは異なった風景を見ることで「日本とは違う国」という概念がついているようです。
タイと日本以外はまだ言えませんが。(笑)
タイ旅行期間中も初めは日本とは違う雰囲気や習慣に戸惑っているようでしたが、3日目には慣れたようで遊ぶことしか考えていないほど。
違う環境にすぐに慣れれるというのも成長かな~としみじみと感じている私でした。
メリット②|純粋な子供の行動で活力が沸く
大人になると行動範囲が狭まっているなと思うことありませんか?
海外旅行で夕方ホテルに着くとホッと一息、「今日はホテルでゆったりかな」なんて思っているうちにその日の行動は終わってしまいます。
子供たちも疲れているかなと思っていましたが、そんなことありません。
トゥクトゥクに乗りたい!!
と、タイの有名な乗り物に乗りたいというのです。
メリット③|家族の思い出が何倍にも膨れる
旅行へ行けば思い出ができるものですが、子連れの家族旅行となると思い出の多さが半端じゃありません!
親側もそれなりの緊張感をもって行くので親もドキドキ、子もドキドキの状態。
まさに親も小中学生時代の修学旅行のような気分でしょうか。
その思い出を残すためにも持っていくことをおすすめしたいものがあります。
それが、首掛けの携帯ストラップです。
紛失対策になるだけでなく、何か写真を撮りたいと思ったときにすごい便利でした!
ポケットやカバンから出して写真を撮ろうとすると時間がかかってしまいますよね。
首掛けストラップでぶら下げていれば瞬時に取りたい場面を写真におさめることができます。
まとめ
本記事では私が息子2人と妻の4人でタイ旅行へ行った経験をもとに「子連れでタイ旅行を楽しむ方法と事前準備」をご紹介しました。
子連れでタイ旅行へ行こうと考えるときに押さえておきたいポイントは以下のとおり。
- 観光名所めぐりはほどほどに旅程には余裕をもって!
- 子供でも楽しめるホテルを選ぶ(アクティビティがあればなお良し!)
- 事前準備は入念に!
(ネット環境、迷子対策、スーツケース、子供のトイレ事情)
私もホテル選びをするときはどのサイトが良いかと迷ったものでした。
結局、agodaが調べやすく、タイで利用した3件のホテルをすべてagodaで予約しました!
プール・ジム・スパなどの施設があるホテルを限定できて調べられるから良いですよ!
\海外ホテルの予約に便利! /
タイ旅行へ行くと決まってから事前に準備していたものはいかのとおり!
- プリペイドシム 2枚(私と妻の分)
- Air Tag 2個(息子2人の迷子対策)
- 無印スーツケース (4輪タイプマルチキャスター)
- 携帯トイレ(小用)
今後も子供を連れた海外旅行を計画予定です!
子連れでタイ旅行をお考えの方々のお役に立てればうれしいです!
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