【30系アルファード】パワーバックドアは要らない!?その2つの理由と改善方法

人気の低下を知らない30系アルファード。ミニバンの最高峰と言われる一方でGoogle検索では存在意義が問われている標準機能があります。

その標準機能とは『パワーバックドア』のこと。

この記事にたどり着いた方の多くは30系アル・ヴェルのパワーバックドアにどこか不便さを感じているはず!!

きりんパパ

パワーバックドアのくせに、これできないの⁉

購入後にそう感じた筆者だからこそ、同じ悩みに寄り添って一番良い改善方法をお伝えします!

この記事では30系アルファード・ヴェルファイアを『所有されている方』に向けて、パワーバックドアが要らないと言われる理由とより便利にできる簡単な方法を紹介します。

この記事を読んで分かること
  • 標準装備のパワーバックドアでできること
  • 標準装備のパワーバックドアが要らないと言われている理由
  • パワーバックドアをより便利にする方法とそうすべき理由
  • 工賃不要・取付け簡単な筆者おすすめの後付けキット
目次

筆者の想い

この記事を読んだ後には、お持ちのアル・ヴェルが便利になること間違いなし!
より愛着の沸く1台になればいいなと思う次第です。

アルヴェルの標準パワーバックドアの操作方法

『パワーバックドア』はリアのトランクルームのドアを電動で開閉できるシステムのことです。

電動で開閉できるといっても、その操作方法はいくつかあります。
標準装備のパワーバックドアによってどのような操作ができるのかを紹介します!

操作方法は全部で3つ。

操作方法①前列シートの天井にあるボタンで開閉ができる

アルファード・ヴェルファイアの前列席のルーフにはバックドア開閉のボタンがあります。

つまり、室内に居る状態でもバックドアの開閉ができます。

誰かを迎えに行ったとき、
「大きな荷物を持っているな」と見えた場合には運転席に居ながら後ろのトランクを開閉す津すつことができます。

室内のボタンからトランクを開閉するときは後方に障害物がないかしっかりと確認するようにしましょう!

操作方法②リモコンのボタン長押しで開閉ができる

標準装備のパワーバックドアはスマート―キーのボタンを長押しすることでバックドアを開閉できます。

バックドアが開いている、あるいは閉じている最中にもう一度ボタンを押すと動作が反転します。

開けようとしたときに後ろの障害物に当たりそうになった場合や閉じる最中に挟まりそうなものがあった場合に使用しましょう。

操作方法③バックドアに付いているボタンで自動で閉められる

バックドアを開けるとドアの縁に明らかに押せばバックドアが閉まりそうなボタンがあります。

閉まろうとしている最中に再度ボタンを押すと動作が反転して開きます。

このボタンはバックドアを閉めるときのみに使用できます。

アルヴェルの標準パワーバックドアが要らないと言われる2つの理由

標準パワーバックドアは一見便利ですが、よく考えると要らないのでは?と感じる人も多い機能です。

その理由は2つです。

要らないと言われる理由①外から自動で開ける方法はリモコンのみ

すでにご紹介した『パワーバックドア』の機能でできることをまとめると以下のとおり。

車内から操作車外から操作
開ける車室ボタンスマートキー
閉じる車室ボタンスマートキー
バックドアボタン
車内または車外からバックドアを操作する際の方法まとめ

ここで注目して欲しいのは、『車外からバックドアを自動で開けたいときはスマートキーを使うしかない』ということです。

バックドアを開けるときをイメージして下さい。
開けたいというときは、荷物を載せたい、あるいは、荷物を下ろしたいタイミングがほとんどではないでしょうか?
今回は『ものを載せるタイミング』をイメージしましょう。

両手、あるいは片手には載せたい荷物を持っているはず。
そんな時にスマートキーを手に持っているでしょうか?

荷物を載せる際にスマートキーを片手に持っている場面は非常に少ないです!大抵の場合、スマートキーはポケットやカバンの中にあることがほとんどです。

スマートキーを操作せずにバックドアを開けようとすると、手動で重たいバックドアを開けるしかありません。

なので、標準装備のパワーバックドアはそのメリットが薄くなっているため、これが要らないと言われる1つ目の理由です。

要らないと言われる理由②室内のボタンで開けることはない

室内のボタンでバックドアを開閉する操作ですが、ほとんど利用するタイミングがありません。

バックドアの開閉に室内のボタンを利用しない理由
  • 車のうしろの障害物があるときは開ける操作を使用しないことが多い。
  • 閉じる操作はバックドア本体に付いているボタンを使用するボタンがほとんど。

それではひとつずつ想像してみましょう!

想像ケース①:商業施設の駐車場で荷物を載せる

休日に家族みんなで近くの商業施設に買い物に来ました。それなりに買い物をして駐車場に戻ってきました。

自分の車のうしろには背中合わせになるようにほかの人の車が止まっています。

バックドアを開けるには少し狭いような気がします。

運転席あるいは助手席のドアはスマートキーを持っているのでノブをタッチするだけで開きます。

あとは室内のボタンを押してバックドアを開けるだけ。

このケース。みなさんはボタンを押しますか?

背中合わせに止まっているほかの人の車にバックドアが当たる可能性があります。
室内のボタンでは後ろを見た状態でバックドアを開けられません。

このケースでは、室内のボタンではなく、スマートキーのボタンでバックドアを操作する人がほとんどのはずです。

スマートキーであれば、うしろの車や障害物と当たりそうな時はもう一度ボタンを押すことで閉じる動作に反転できます。

ケース②:荷物を積み終わって、バックドアを閉める

うしろのトランクに荷物を積み込み、バックドアを閉めようとしています。

ここでみなさんは室内に戻り、室内のボタンを押してバックドアを閉めるでしょうか?

『アルヴェルの標準パワーバックドアの操作方法』でも紹介したとおり、このケースではバックドアに付いているボタンで閉じた方が早いです。

載せたものがバックドアに挟まらないかも見ながら閉められるので安心です。

室内のボタンが便利なタイミングっていつなの?

きりんパパ

残念ながらそのタイミングが無いんです。
私も押したことがほとんどありません。

パワーバックドアは後付けキットで便利になる!キットを付けるべき2つの理由

「いらない」という声もあるアルヴェルの標準装備のパワーバックドアですが、後付けキットを付けることでより便利になります。「いらない」という声も無くなることでしょう。

まさに、アルヴェルを所有されている方にとっては絶対に付けるべき一品。その理由は2つです。

後付けキットを付けるべき理由
  • 重いバックドアが外からでもスイッチで開くようになる
  • 外から開ける場合にスマートキーを取り出す必要がなくなる

それではひとつずつ詳しく見ていきましょう。

付けるべき理由①重いバックドアが外からでもスイッチで開くようになる

アルファード・ヴェルファイアは大型ミニバン。そのため、バックドア自体も大きく重量が重いです。

「要らないと言われる理由①」でもご紹介したとおり、外からバックドアを開ける方法は「スマートキーのスイッチを押して自動であける」か「手動で開けるか」の2つしあかりません。

つまり、何らかの理由で「スマートキーが手元にない」場合や「スマートキーがあってもカバン・ポケットから取り出せない」場合には重いバックドアを手動で開けるしかありません。

パワーバックドアの機能があるのに、この不便さはすごくもったいない。そんな不便が後付けキットでなくなります。

キットを付けるとスマートキーなしでどうやってあけるの?

きりんパパ

バックドアを開けるときに手をかける部分の横にあるスイッチを3回押すだけで開きます。

付けるべき理由②スマートキーを取り出す必要がなくなる

バックドアを外側からでもスイッチ操作で自動で開けられるようになると、外から開ける時はスマートキーを出す必要がなくなります!スマートキーでバックドアを開けることがほとんどなくなります。

どれほどなくなるかというと100回開ける操作があるとすればそのうち1~2回くらいをスマートキーで開けるかな?といった程度。90%以上はバックドアのスイッチ操作で開けるようになります。

なぜこれほどまでにスマートキーを使わなくなるのか?

それは、バックドアを開けようとするときは荷物をトランクから出し入れしたいとき、スマートキーが手元にある確率が非常に低いからです。

特に荷物をもっているときは両手がふさがっていることも多いですよね。そうなると自然とスマートキーではなく、バックドアのスイッチを使用して開けたくなるものです。

取付け超簡単!工賃不要!おすすめのパワーバックドアオープンキット

エンラージ商事製 パワーバックドアオープンキット

筆者がおすすめするパワーバックドアオープンキットはエンラージ商事さんのパワーバックドアオープンキットです。

おすすめする理由は3点。

おすすめする理由
  • カプラーオンで接続簡単(工賃不要)
  • 誤操作の心配がない
  • わかりやすい取付け方の解説動画

おすすめポイント① カプラーオンで接続簡単(工賃不要)

通常のカスタマイズは電源BOXから配線を取り出して、配線の加工やタップ接続をおこなう必要があります。

ところが、おすすめのキットはカプラーオンで接続できるのでカスタマイズ初心者でも簡単です。

カプラーとは接続口のことで、純正と同じ接続口を使用したキットを間に入れることをカプラーオンといいます。

延長コードをイメージしてもらえるとわかりやすいです。延長コードにも同じ形状のオスとメスの接続口があるので簡単に接続することができますよね!

白い部分がカプラーです。この形状が純正と同じなので、純正の接続を外した間に入れて接続します。

おすすめポイント② 誤操作の心配が無い

キットを取り付けるとリアドアのアンロックスイッチで楽に自動で開けることができます。

スイッチが子供の手にとどく高さなので子供に操作されないか心配。

きりんパパ

簡単に操作されないようになっているから大丈夫!

確かにアンロックスイッチは子供の手の届くところにあり、子供の目線で見上げるといかにも『押してください』と言っているような場所です。

エンラージ商事のキットであれば、アンロックスイッチを3回連続で押さないと自動で開かない仕組みになっています。

初代モデルから改良されており、現在の最新はVer2.0。初代モデルは2回タッチ、Ver2.0は3回タッチで自動オープンするシステムになっています。

きりんパパ

エンラージ商事の商品は改良が重ねられている!

おすすめポイント③ 取付け方がわかりやすい解説動画あり

取付け方法がカプラーオンなので初心者でも取付け自体は簡単です。しかし、キットは助手席前のグローブボックスからバックドアまでの配線が必要になります。

手順は以下のとおり。

パワーバックドアオープンキット取付け手順
  1. 助手席前のグローブボックスを取り外す
  2. ウェザーストリップを一部外す
  3. キットを取り付ける
  4. アース端子の取付ける
  5. 内張はがしを使用して配線を内張のなかへ入れる
  6. 内張を剥がす
  7. キットを取り付ける
    ※配線順序があるので注意!
  8. はがした内張をもとに戻す
  9. ウェザーストリップとグローブボックスをもとに戻す

これらの手順を動画付きで丁寧に説明されています。

エンラージ商事製 パワーバックドアオープンキットVer2.0 取付け動画

まとめ

この記事では30系アルファード、ヴェルファイアの標準装備のパワーバックドアについて標準装備ではもの足りない部分とそれを補う方法をご紹介しました。

標準装備のパワーバックドアの機能は以下のとおり。

標準装備のパワーバックドアの機能
  • 前列シートの天井にあるボタンでバックドアの自開閉できる。
  • スマートキーボタンの長押しでバックドアの自動開閉ができる。
  • バックドアに取り付いているボタンでバックドアを自動で閉めることができる。

便利そうな標準装備のパワーバックドアが不要と噂される理由は以下のとおり。

標準装備のパワーバックドアが要らないと言われる理由
  • 車外からバックドアを自動で開ける方法はスマートキー操作のみ
  • 車外から自動で開けようとするとスマートキーを取り出す必要がある

標準装備のパワーバックドアではもの足りないとされるところを補うためのキットがあります。その取り付けるべき理由は以下のとおり。

キットを取り付けるべき理由
  • 重いバックドアを車外から自動で開けられる
  • スマートキーを取り出す必要がなくなる

数あるバックドアオープンキットのなかでも特に筆者がおすすめする一品(パワーバックドアオープンキットVer2.0/エンラージ商事製)を理由付きで紹介しました。

おすすめする理由
  • カプラーオンで取付け簡単(工賃不要)
  • 誤操作や子どものいたずらによる操作の心配がない
  • 取付け方がわかりやすい解説動画あり

標準装備の不足をカバーしてみなさんの30系アルファード・ヴェルファイアがより一層愛用されればいいなと思います。

当サイトでは他にも30系アル・ヴェルを「より便利に」、「よりカッコよくする」商品を紹介していますのでご覧いただけると嬉しいです。

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この記事を書いた人

30代 単身赴任サラリーマン
妻+息子2人
挑戦する息子の姿を見て2022年4月からブログ運営を開始!
単身赴任中のひとり時間をブログに活用してます!

【ブログ配信内容】
赤字家計の改善💰
かっこよく健康なパパであるためにやっていること✨
趣味である車のこと🚗

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