こんにちは。きりんぱぱ(@kirinpaapapapa)です!
私も実践していて、すぐにできる食育を紹介します。
「俺、料理できないから食育なんて😅」
「そもそも食育って何?😳」
「子供に好き嫌いさせずに食べさせることでしょ😎」
「食育って何すればいいの?」
食育と聞いて、こう思われるパパも少なくないはず!
しかし、どんな方にも食育は簡単に始めることができます。
極端ですが、食べ物、食事に関する事であればなんでも食育といえます。
特別なものがなくても食べ物さえあればできる食育もあるんです❗
- 食育とは
- 食育をはじめることのメリット
- パパが実施できる食育6選!
簡単なことから食育をはじめてみましょう!
食育とは
『食育』とは、文字通り『食』に関する『教育』のことです。
『それだけかい!!』
そう、ツッコミたくなりますよね💦
個人的には本当に『それだけ』と思っています。
ただ、これだけでは「詳しい説明ではない」、「もう少し知りたい」という方も
いらっしゃると思いますので。
2005年に公布された・施行された「食育基本法」というものがあり、そこでは『食育』について以下のように書かれています。
食育は生きる上での基本であって、知育、徳育及び体育の基礎となるべきものと位置付けるとともに、様々な経験を通じて「食」に関する知識と「食」を選択する力を習得し、健全な食生活を実践することができる人間を育てる食育を推進する
食育基本法(平成27年9月宇11日最終改正)
食育基本法を理解した上であらためて「食育とは」
- 「食べ物」と「食事」が関わる経験と学習
- 道徳的な教育も含む教育の基礎
- 健康的に生きるうえで絶対に必要な教育
- 「食」を選択する力を養う
私はこのように食育を解釈しています。
つまり、レジャーと思って始めたキャンプも食育だし、
食事前に「いただきます!」と元気よく言ってから食べることも食育。
食事を誰かと一緒に楽しむことも食育。
「食べる」ことをしなければ体を健康的に保つことはできないし、
食べるものの選択を誤れば、生活習慣病という病気になってしまいます。
あまり意識せずにやっていたことも実は「食育」だったりするんです!
食育を始めるメリット
食育を始めることで得られるメリットをご紹介します。
1. 食事の時間を大切にするようになる。
家族にとって食事の時間とは唯一家族みんなが一緒にいる時間になります。
親が家族みんなで食事をとれるように意識することで子どもたち自身も「何時からはご飯の時間」と意識して行動するようになります。
もちろん、1日3食あるうちの全てを一緒に過ごせるといいですがそれは不可能に近いですよね。
農林水産省が年に1度行う食育に関する意識調査(令和4年3月)において、
「家族と一緒に夕食を食べる頻度は?」という質問に対して
働き世代である30~49歳の男性では
「ほとんど毎日」は50%以下。
「週に2~3回」は28%前後。
「週に1回程度またはそれ以下」は13~17%。
コロナ渦に見舞われ、「新しい生活様式」「働き方改革」が進められている状況でも
ほとんど毎日夕食を一緒に食べると回答した割合が50%というのは驚きです。
まずは「夕食だけ」「何曜日の夕食だけ」等、はじめやすい頻度でいいので意識してみてください。
2. 食卓での会話が増える。
食事の時間をいつも家族で一緒に過ごすことで、自然と会話が増えるようになります。
これは家族にとってもプラスになります。食事の時間に皆で「今日1日で何があったのか」を話題にすることも子ども達の状態を確認できるいい機会になります。
- 今日はサッカーでゴールを決めた😎
- 新しいお友達ができてすごく楽しいことをした🥰
- 大切にしていたおもちゃが壊れて悲しい😥
- お友達と喧嘩して以来、話せなくなって悩んでいる😟
こんな感じで子供の状況が確認できて共感してあげられる。アドバイスしてあげられることもできます。
『俺、褒められて育つタイプやねん!!』って言ってる方、たまにいますよね。(笑)
子どもも同じです♪
「出来て嬉しかったこと」、褒めてあげてください。
「楽しかったこと」、共感してあげてください。
何も伝えてこない、伝えられない子供を想像してみてください。
超恐いし、不安ですよね。
3. 食べ物を残さなくなる
これは少し工夫と食べ残しに対する考え方を変える必要があります(すぐに実践できる食育6選で紹介)が、
実際に食育を始めてから食べ物を残すことはほとんど無くなりました!
4. 食べ物に興味関心を示すようになる
あまり食育を意識していないと子供は
食べ物を「好き(美味しい)」or「嫌い(不味い)」としか見ません。
入ってくる情報が味しか無いので、当然ですよね。
では、食べ物の情報として「味」以外のものを伝えるようにすれば、
食べ物に対する興味関心が一気に広がります。
- 食べ物の種類(肉・魚・野菜)
- 肉であればその種類(牛・豚・鳥)
- 魚であればその種類(白身魚、青魚、海水魚、淡水魚、深海魚)
- 野菜であればその種類(葉物・根菜)
食べ物に対する特徴に興味関心を向けられるようにしましょう!
このような情報を与えることで、ずいぶんと違います。
例えば、「牛肉であれば牛肉でもどこの部位なのか」とか
「魚であればそもそも海水魚と淡水魚って何?」といった具合で
子供の何?😯それって何??😯😯が増えてきますよ❗❗
5. 食事をする際の子どもへのストレスが軽減される
「19時にお風呂入って、20時には寝かしつけて、寝たら自分のことしたいな~💦💦」
なんて考えていてるところに、
「お母さん、お父さん食べさせて欲しい😒」
「もういらな~~~~い😒」
なんてダダをこね始めて。ダダが激しくなって。
お茶 バシャ―ン!
コップ ガシャーン!!
何やっとんじゃ~~~~!!!
と怒ってしまった経験ないでしょうか?
食育を始めると食事が「ただの生活の一部」ではなく「教育」と
考えるようになるため、そういったストレスが減ります。
パパが実践できる食育6選
それではご紹介したメリットが教授できて、
パパでもすぐに実践できる食育を教えます❗❗
- 食事は時間的に余裕をもって家族と一緒にとる。
- 食事中にスマホは使わない。テレビは消す。
- 子どもの好物は取分け制度で一皿に盛る。
- 子どもの「食べ残し」と「好き嫌い」は条件付きで受け入れる。
- 家庭菜園
- 釣り
取り入れられるものがあれば是非実践してみてください。
1. 食事は時間的に余裕をもって家族一緒に
家族で一緒に食事ができるとなれば、
後のスケジュールには少し寛大になって、
食事の前の作業は早めに済ませることを意識してみましょう。
きりんぱぱが実践しているのはこれ!
- 残業はほどほどにして帰宅
- テレワークならば中抜け(もちろん社内規則は確認してくださいね)
- おもちゃの片づけは食事前にできるよう促す
2. 食事中にスマホは使わない。テレビは消す
これ、すごくやりがちなんですけど、
食事中や子供よりも先に食事が終わった後にスマホをイジイジ📱
スマホ使ってしまうと食事中の会話がほとんどといっていいほど無くなります🤦♂️
次はテレビ。これもスマホと同じかそれ以上に達が悪いです。
その理由は、スマホは使っている人の意識しか奪わないですが、
テレビの場合はテレビの前にいる全ての人の意識を奪うからです😱
食事中の会話を増やしたいのであれば
スマホはポイっ!!
テレビはプチっ!!!
強くお勧めします👍👍
3. 子供の好物は取分け制度で一皿に盛る
日本でよく見る食卓は前菜、副菜、主菜が
各人に分けられた状態で「頂きます❗❗」
こうする事で子供の偏食が進むと考えています。
その理由はズバリ。子供は「好きなものから食べる」からです💦
「好きなものから食べる」こと自体は悪いことではないですよ!
むしろそこは自由です。
では、何が悪いのか?
「好きなものを食べた後の食卓」を子供目線で想像してください。
残っているものは『あまり好きじゃないもの』と『ごはん』ではないでしょうか?
こうなると食がなかなか進まなくなるのは当然ですよね。
ここに、大皿に盛られた好物(例えばハンバーグとか唐揚げ)が目の前にあればどうでしょう?
そこで一言『残ってるかぼちゃを食べたら、ここからとってもいいよ」
すると子供は好物のためにかぼちゃを食べようとします。
できれば、子供に苦手意識のある副菜であれば盛分けを少なくしてあげるのもポイントです。
重要なことは少量でも食べることです。
4. 子供の「食べ残し」と「好き嫌い」は条件付きで受け入れる
子供の「食べ残し」や「好き嫌い」は勿体ないなと思ったり、
良い思いをしない人が多いはずですよね。
でも、ある条件付きで受け入れると子供も親もストレスを感じることは少なくなります。
- 食わず嫌いはダメ!ひと口は食べる(そもそも嫌いかもわからないから)
- 大皿から取ったものは必ず食べる(食べられる分だけを取るようにするため)
- 食べられない分は手を付ける前に申告する。(一品を無くすのではなく、量を減らす)
これです!!
ポイントは「食べ物は一切無駄になっていない」というところです。
このように初めから決めていれば「食べ残し」「好き嫌い」に対するストレス軽減されます。
5. 家庭菜園
『家庭菜園❗❓それ手軽に始められない!!』と思われる方もいるかもしれません。
しかし、今では百均でも培養土、肥料まで売っています。
思っているよりも簡単に家庭菜園が始められます。
ここでのポイントは子供と一緒に野菜を育てるということです。
野菜が『うまくできた』、『できなかった』ことは問題ではありません。
食育的観点からは『家庭菜園は難しい』と知ることで
『食べ物を大事にしようと伝えること』が重要です。
6. 釣り
釣りと書きましたが、「家庭菜園の野菜」に対して、「生き物」であればいいです。
「生き物か!じゃあ、豚を育てて食べよう」
「鳥を育てて食べよう」
というのは明らかにハードルが高いですよね(笑)
一方で釣りであればそのハードルがグッと下がります。
「きりんぱぱ。釣りって言っても竿とか買わないとあかんやん!」
大丈夫です。
今ではレジャーでも釣り体験があります。
体験で沖釣りもできますが、それなりに技術も必要です。
食育で生き物を取って食べるということを教えるには、
鮎釣りやニジマス釣り体験をおススメします。
その場で焼いて食べたりという体験もできますよ🥰
まとめ
今回の記事では「3歳から始める食育。パパがすぐに実践できる事。6選!」というテーマで
書かせて頂きました。
働き世代である30~49歳のパパはコロナ渦であっても夕食を毎日、家族一緒に食べている人は
50%以下と多くない。
そんな状況であってもすぐに実践できる食育を6つを紹介しました。
意識だけでできる食育もありますので是非、試してみて下さい❗❗
最後まで読んで頂きありがとうございました。
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